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help リーダーに追加 RSS ナガコガネグモ (長黄金蜘蛛)

<<   作成日時 : 2008/08/28 06:50   >>

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ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)。腹部に黄色と黒の細かい縞模様がある大きなクモ(蜘蛛)。

草原や林の周辺、水田などに、円い網を張っている。網には、ジグザグの直線状や円盤状など、様々な形の隠れ帯をつけ、その真ん中付近にとまっている。網を刺激すると、激しく前後にゆすり、びっくりさせる。

武蔵野の面影を残す自然生態園をブラブラ散策していたら、棚田のような小さな田んぼある付近の竹垣で網を張っているのを見つけた。

画像ナガコガネグモクモ(長黄金蜘蛛)はクモ目こがねぐも科コガネグモ属のクモ(蜘蛛)の1種である。

名前の由来には諸説があるのだが、体の形状が小判に見える事から「黄金のフリをした蜘蛛」と言う意味でコガネグモ(黄金蜘蛛)と呼ばれ、本種はその仲間のうち、胴体が長細くなる傾向にあることから、ナガコガネグモ(長黄金蜘蛛)と呼ばれる。また、ジョロウグモ(女郎蜘蛛)やジョロ(女郎)さんと呼ばれることもある。

画像日本全土に生息が確認されているコガネグモの仲間で、草地や田んぼの畦などを好む。生息時期は8〜11月頃。

雌は体長20〜30mm、雄は8〜12mm程度にまでなる。腹部にある黄色と黒の縞模様が特徴で、腹部背側の付け根に小さな角が確認できる。足はコガネグモ(黄金蜘蛛)のように、綺麗に揃えない傾向にある。

画像草の間などに垂直の円形網を張り、中心を通って上下に伸びる「隠れ帯」と呼ばれる模様を付けてその中心に静止し、獲物を待つ。幼体は隠れ帯の形が違い、網の中心辺りにジグザグの模様を付ける。危険を感じると激しく網を揺さぶる習性がある。

画像また、ジョロウグモの巣は3層の立体的な形状をし、白帯をつけないが、本種の巣は地面にほぼ垂直に1枚の巣を作り、白帯をつける。

似た種にジョロウグモと呼ばれる種があるが、ジョロウグモ背部の紋様は白と灰色の縞模様であるのに対し、本種の背部の紋様は黄色と黄白色と黒の縞模様である点で識別できる。

画像コガネグモ(黄金蜘蛛)を戦わせる遊びを地域の伝統行事として現在も盛んにおこない、町おこしに利用しているところもある。

鹿児島県加治木町では、この「蜘蛛合戦」を毎年の6月第3日曜日におこなっている。大人も子供も参加し、参加するものはあらかじめコガネグモ(黄金蜘蛛)を採集し大会まで大事に育てる。強いクモ(蜘蛛)を飼育するには色々な秘伝があり、名人と呼ばれる人もいる。紅白の布を巻いた横枝のついた棒を立て、この横枝にコガネグモ(黄金蜘蛛)2匹を止まらせて、互いに喧嘩するようにけしかける。行司役は「タッタッタ」というかけ声をかける。

この行事は、伝承によれば、日本の国内統一を終えた豊臣秀吉は、海外の国 をも支配下に置こうと考えるようになり、朝鮮へ出兵した文禄、慶長の役において、薩摩の島津義弘が出陣した際、兵士達を励ますために始めたものとされている。

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