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咲いている花がないかと野鳥公園に出かけ、自然生態園の田んぼのなかで白い小さい花のタネツケバナ(種漬花)を地面に腹ばいになりながら撮った後、畑ある堆肥場辺りを探して歩いていると、日溜りで雑草に混じってコハコベ(小繁縷)が、まだ咲いているのを見つけた。 この花は季節ごとか何回か見ている。こんなに寒い時期でも陽だまりでは、ポツポツと咲き続けていた。本当に生命力が強い花だと思った。 よく見てみると、地味だけれど、純白の小さい花をあちこちに鏤めて、名残の雪の様だった。 白い星型で小さく咲く可愛らしい花なので思わずカメラを向けてしまった。草丈が30cmと低いので、花の高さに三脚を合わせ、中腰で撮っていたので撮った後は、腰を患っているので暫くは痛かった。 コハコベ(小繁縷)は、なでしこ科ハコベ属の1年草である。学名は「Stellaria media」であるが、属名の「Stellaria(ステラリア)」は、ラテン語の「stella(星)」が語源で、「花の形が星形をしている」ことからにちなみ、種名の「media」は、「中間の」を意味している。 普通はハコベ(繁縷)と呼ばれているうちの1種で、もう1種のミドリハコベ(緑繁縷)より、花の大きさが小さいのでコハコベ(小繁縷)と呼ばれているといわれている。ハコベ(繁縷)は、万葉集に「波久倍良(ハクベラ)」の名で登場して、これがハコベ(繁縷)の語源だと言われている。ハクベラ(帛箆)がハコベラ(繁縷)に、そしてハコベ(繁縷)に転訛したというわけである。また、小鳥が好むのでヒヨコグサ(雛草)の別名もある。春の七草では「はこべら」、昔の「はびこりめむら(蔓延芽叢)」が変化して、「はこべら」になったという説がある。また、茎がよくはびこり、種が落ちるとその年のうちに芽が出て繁茂することからともいわれる。茎の中に目立つ筋(縷る)があることから漢字の「繁縷」は漢名である。 ヨーロッパが原産で、日本で最初に帰化が確認されたのは、1922(大正11)年のことで、渡来したのは何時のころなのか定かではない。ミドリハコベ(緑繁縷)の方もより古い時代に農耕とともに日本に入ってきたものといわれている。日本の全土に分布しており、道端や野原などに生えるほかには、土の柔らかいところでは大きな群落になる。ミドリハコベ(緑繁縷)よりも全体に小型で、ほかの草などがほとんどないような場所では、根もとからよく分岐した茎は地面をはうように伸びる。ほかの草などが多い場所などでは茎の上部は立ち上がって生えている。茎は若い時期にはもちろん短いが、果実が目立つようになってくると、茎の長さは30〜50cmくらいになる。 葉は卵の形をしており先端は尖っている。長さは1cmほど。縁のギザギザの鋸歯はなく、全く切れ込みがない全縁である。茎の上部の葉には柄がないが、下部の葉には柄がある。芽生えのころには特に葉柄が確認できる。 年間を通して芽生え、開花し、実を結んでいるので、真冬の時期には花は少なくなるが、ほぼ一年中、その姿を見ることができる。生活史の短い一年草である。花は直径4mm程度、白色の5弁花。花弁は2ツに深く裂けているので、10枚あるように見える。萼片には毛が生えている。雄蕊は1本〜7本。雌蕊の花柱は3本の萼。花が咲いた後、花茎は一旦、下を向くが、果実が裂開するころになると再び上を向いてくる。果実は「朔果」で、熟すと6ツに裂ける。果実が熟したころに、コハコベ(小繁縷)の茎や何やらに触れると、果実が弾け飛んで、パラパラと音がする。果実の中に入っている種子は腎円形で半円形の突起がある。突起の先が尖らないのが特徴である。 ハコベ(繁縷は、)タンパク質、ビタミンB,Cなどに富んでおり、昔は食用にしていた。また、これを炒った粉に塩を混ぜて歯磨き粉としても用いた。明治時代の詩人で小説家でもある「島崎藤村」の「小諸なる古城のほとり」 には、 「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ 緑なす繁縷は萌えず 若草も藉くによしなし」 とハコベ(繁縷)が登場している。 別名は、朝日が当たると花が開くことから「朝開け」、それが転訛して「朝しらげ」(「日出草」とも書く)。 花言葉はランデブー、愛らしい、追想である。 ポストカード Nikon デジタル一眼レフカメラ D300 AF-S DX18-200 Gレンズキット ニコン 2007-11-23 ユーザレビュー: DXフォーマットのフ ... 軽量装備での野生動物 ... D700との併用で思 ...Amazonアソシエイト by ウェブリブログ |
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