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zoom RSS ハキダメギク (掃溜菊)

<<   作成日時 : 2013/11/10 00:00   >>

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道端のあちこちにハキダメギク(掃溜菊)が咲いていた。

道端や荒地に大きな葉っぱのわりには、菊の花に似た白い小さいな花を、今は盛りと咲かせているのが目立つ。住宅街では塀に沿った場所で、また、街路樹が植えられている土面が露出しているにも我が物顔をしてはびこっている。

花の大きさは葉っぱに比べて、米粒ほどしかない花だが、ほかの菊の花とは違うのは、人に愛されないとか、好まれると言った花ではない。よく見て見ると、可憐で可愛い花だ。

それにしても、ハキダメギク(掃溜菊)とは気の毒な名前を貰ったものだ。

画像名前の由来は、昔は家の近くに、ゴミを掃き捨てる「掃溜め」というのがあった。今でいう「共同ゴミ集め場所」である。 大正時代、日本の植物分類学を独力で切り拓いた巨人の牧野富太郎博士が、世田谷の経堂の掃溜めでこの花を見つけ「ハキダメギク(掃溜菊)」と名づけた。

きく科コゴメギク属の1年草である。学名は「Galinsoga ciliata」であるが、Galinsoga(ガリンソーガ)は、18世紀のスペインの植物学者、「Galinsoga博士」の名前にちなみ、種名の「ciliata」は、「縁毛のある」を意味している。

熱帯アメリカ原産の帰化植物で、大正時代に日本に渡来したといわれており、第2次世界大戦以後に、急速に分布を広げていった。日本の本州以西に分布し、畑、空き地、荒れ地、道端に、根強く生育している。

画像葉は茎に対して2ツずつ向かい合い対になってつく対生で、葉柄があり、若葉は卵形〜卵状披針形で細長く先が尖り、縁辺には波をうったような粗いギザギザの鋸歯がある。また、全体的に短い毛で覆われている。葉柄は3〜15mm。茎は途中で何回か2又に分かれいく性質があり、上方に伸びていく。茎にも目だっためだった毛が生えている。草丈は10cmくらい、生育のよいものでは60cmを越えるようなこともある。

葉の形状と、葉が対生であること、茎にめだった毛があること、そして花の特徴を憶えていれば、まず間違えることはない。似ているものに「コゴメギク(小米菊)」というのがあるが、成長した葉がもっと幅広く、茎に毛が少ないことで見分けがつく。

画像開花時期は初夏〜晩秋まで長い期間、開花が見られる。条件さえ整えば冬でも見かける。、幾つもの小花(舌状花、筒 状花)が集まってできた頭花は直径5mmほどで、5枚の白い舌状花がまばらな感じでついています。舌状花の先は3つに切れ込みが入っていて、いわゆる花びらに見えます。それ以外は黄色い花びらが根元で融合して、筒状になった部分を持つ筒状花である。遠くからでは小さくてよく分からないが、近寄ってまじまじと眺めて見ると、その形はなかなか整っていて見どころがある。

近い仲間の「コゴメギク(小米菊)」とはそっくりだが、花に注目すると、ハキダメギク(掃溜菊)の場合だと舌状花と筒状花の両方に冠毛があるのに対して、コゴメギク(小米菊)の場合は、舌状花に冠毛がない点で区別ができる。とはいえ、これを見るにはルーペが必要。全体的に見た印象では、コゴメギク(小米菊)の方が細長くヒョロヒョロした感じで、葉も細く小さくギザギザの鋸歯も目立たないといえる。

画像温暖な冬となっている関東では、今もハキダメギク(掃溜菊)の開花が続いており、何時も小さい蕾がついている。この写真は草丈3cmぐらいだが、冬だからなのか開花を急いでいるようにも見える。周辺にはこれよりも、更に小さな芽生えがあった。

「ハキダメギク(掃溜菊)」………。この植物も可哀想な名前がつけられた代表種の1つといえる。何でも、最初に発見されたのが東京都で、掃溜めのような場所に生えていたのだとか。この命名者については一般的な図鑑にも出ていて、やはり牧野富太郎博士だった。

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