シロヤマブキ(白山吹)
黄色いヤマブキ(山吹)とは違い、これは白い4つ花びらのシロヤマブキ(白山吹)。
江戸城を築城した太田道灌の故事で有名である「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき」に歌われたヤマブキ(山吹)は実の生らない八重咲きのもの。
シロヤマブキ(白山吹)はヤマブキ(山吹)とはいっても全く違う品種。
何時も訪れる小さな公園の一角で咲いていた。
シロヤマブキ(白山吹)の名前は花がヤマブキ(山吹)に似ていて白い花なのに由来する。
ばら科シロヤマブキ属で主に中国、朝鮮に分布する落葉小低木である。学名を「Rhodotypos scandens」という。「スカンデンス(scandens)」は「よじ登る性質の」にちなみ、ロードティポス(Rhodotypos)」は、ギリシャ語の「薔薇(バラ:rhodon)と「形(typos)」が語源となっている。
国内でも中国地方の石灰岩地などでごく稀に自生が見られるというが、国内の自生は貴重なものなので、環境省や地域ごとのレッドリストにも絶滅が心配される植物として掲載されているほどである。どちらかといえば、野生というよりは公園や庭に植えられる花木として馴染みなのではないだろうか。
一見した感じでは両者は似ているが、よく見て見ると違ったところが沢山ある。花を見た場合は、ヤマブキ(山吹)の花弁や萼が「5枚」なのに対して、シロヤマブキ(白山吹)は花弁も萼も「4枚」で、果実もヤマブキ(山吹)は5個、シロヤマブキ(白山吹)は4個である。さらに葉のつき方が全然違っている。八重咲きの品種で葉の観察を方が分かり易いかも知れない。ヤマブキ(山吹)は、葉が各節に1枚ずつ互い違いに「互生」しているが、シロヤマブキ(白山吹)は、葉が各節に2枚づつついているく「対生」である。
5月ごろに4弁の清楚で可憐な白い花が一斉に咲いて、あっという間に花を終えてしまう。
何れもばら科の植物なので、ヤマブキ(山吹)の方は一般的なバラ科の特徴を持っているが、シロヤマブキ(白山吹)はばら科の中ではかなり特殊な存在である。
高さは1~3mほどで、葉は枝先に集まってつき互生する。春に出る若葉はやや質が薄くて、長さ3~5cmの卵状で楕円形である。葉や葉柄に褐色の毛が多く、特に若葉では剛毛が黄色っぽくて目立つ。3月半ばの時期見られるのは、まだ、越冬した夏葉だと思うが、表面の毛は白っぽく伏せたような状態であり、縁や葉柄、裏面の葉脈上にはかなり剛毛が目立ちケバケバしている。紫褐色を帯びた葉の表面には光沢があり、春の陽射しに照らされ光って眩しい。
ヤマブキ(山吹)には八重咲きの品種もあり、「ヤエヤマブキ(八重山吹)」という。ヤエヤマブキ(八重山吹)の場合、雄蕊が花弁化して雌蕊も退化していてしまっているので果実ができない。一方、普通の一重のヤマブキ(山吹)には果実ができる。ヤマブキ(山吹)の果実は長さ4mmていど、シロヤマブキ(白山吹)よりは小さめで、熟すと暗褐色になる。シロヤマブキ(白山吹)の果実は黒く光沢のあるもので、だいたい4つついている。
果実は花の後から膨らみそこには沢山ついているが、緑の葉に隠れて夏の間はあまり目に入らなくなる。秋になると果実が熟してまだ青い葉の間から黒くて光沢のある実が見えて、そういえば、ここにはシロヤマブキ(白山吹)が咲いていたのだと思い出す。
花言葉は気品、薄情
ポストカード
Nikon デジタル一眼レフカメラ D300 AF-S DX18-200 Gレンズキット
江戸城を築城した太田道灌の故事で有名である「七重八重 花は咲けども 山吹の 実の一つだに 無きぞ悲しき」に歌われたヤマブキ(山吹)は実の生らない八重咲きのもの。
シロヤマブキ(白山吹)はヤマブキ(山吹)とはいっても全く違う品種。
何時も訪れる小さな公園の一角で咲いていた。
シロヤマブキ(白山吹)の名前は花がヤマブキ(山吹)に似ていて白い花なのに由来する。ばら科シロヤマブキ属で主に中国、朝鮮に分布する落葉小低木である。学名を「Rhodotypos scandens」という。「スカンデンス(scandens)」は「よじ登る性質の」にちなみ、ロードティポス(Rhodotypos)」は、ギリシャ語の「薔薇(バラ:rhodon)と「形(typos)」が語源となっている。
国内でも中国地方の石灰岩地などでごく稀に自生が見られるというが、国内の自生は貴重なものなので、環境省や地域ごとのレッドリストにも絶滅が心配される植物として掲載されているほどである。どちらかといえば、野生というよりは公園や庭に植えられる花木として馴染みなのではないだろうか。
一見した感じでは両者は似ているが、よく見て見ると違ったところが沢山ある。花を見た場合は、ヤマブキ(山吹)の花弁や萼が「5枚」なのに対して、シロヤマブキ(白山吹)は花弁も萼も「4枚」で、果実もヤマブキ(山吹)は5個、シロヤマブキ(白山吹)は4個である。さらに葉のつき方が全然違っている。八重咲きの品種で葉の観察を方が分かり易いかも知れない。ヤマブキ(山吹)は、葉が各節に1枚ずつ互い違いに「互生」しているが、シロヤマブキ(白山吹)は、葉が各節に2枚づつついているく「対生」である。5月ごろに4弁の清楚で可憐な白い花が一斉に咲いて、あっという間に花を終えてしまう。
何れもばら科の植物なので、ヤマブキ(山吹)の方は一般的なバラ科の特徴を持っているが、シロヤマブキ(白山吹)はばら科の中ではかなり特殊な存在である。
高さは1~3mほどで、葉は枝先に集まってつき互生する。春に出る若葉はやや質が薄くて、長さ3~5cmの卵状で楕円形である。葉や葉柄に褐色の毛が多く、特に若葉では剛毛が黄色っぽくて目立つ。3月半ばの時期見られるのは、まだ、越冬した夏葉だと思うが、表面の毛は白っぽく伏せたような状態であり、縁や葉柄、裏面の葉脈上にはかなり剛毛が目立ちケバケバしている。紫褐色を帯びた葉の表面には光沢があり、春の陽射しに照らされ光って眩しい。
ヤマブキ(山吹)には八重咲きの品種もあり、「ヤエヤマブキ(八重山吹)」という。ヤエヤマブキ(八重山吹)の場合、雄蕊が花弁化して雌蕊も退化していてしまっているので果実ができない。一方、普通の一重のヤマブキ(山吹)には果実ができる。ヤマブキ(山吹)の果実は長さ4mmていど、シロヤマブキ(白山吹)よりは小さめで、熟すと暗褐色になる。シロヤマブキ(白山吹)の果実は黒く光沢のあるもので、だいたい4つついている。果実は花の後から膨らみそこには沢山ついているが、緑の葉に隠れて夏の間はあまり目に入らなくなる。秋になると果実が熟してまだ青い葉の間から黒くて光沢のある実が見えて、そういえば、ここにはシロヤマブキ(白山吹)が咲いていたのだと思い出す。
花言葉は気品、薄情
ポストカード
Nikon デジタル一眼レフカメラ D300 AF-S DX18-200 Gレンズキット
Nikon デジタル一眼レフカメラ D300 AF-S DX18-200 Gレンズキット
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