アマドコロ (甘野老)

アマドコロ(甘野老)。この花を見ると、和菓子やケーキを連想してしまう。「アマドコロ(甘野老)」という語感が「甘み処」や「アマンド」につながるからであろうか。実際にこの根は甘いらしい。まだ食べたことはないが………。

もう一ツ、この花が誘惑するのは、その花の咲き方。上を向いて咲いてくれればどうということはないのだが、スカート状に下を向く。

なかは、どうなっているのだろうと、つい、覗き込んで赤面する。だから、チラッと見るだけで、未だに、花のなかの様子を正確に確認できずにいる。

画像アマドコロは漢字で「甘野老」と書き、地中の根茎の姿形がやまのいも科のオニドコロ(鬼野老)に似ており甘味があるところ(オニドコロ(鬼野老)はアクが強くそのままでは苦い)から名づけられた。

ゆり科アマドコロ属の特性多年草である。学名は「Polygonatum odoratum var. pluriflorum」であるが、属名の「Polygonatum(ポリゴナツム)は、ギリシャ語の「polys(多い)」と「gonu(節)」が語源で、根茎に多くの節があることからにちなみ、種名の「odoratum」は「芳香のある、香りのいい」、小名の「pluriflorum」は「多くの花をもつ」を意味している。

アマドコロ属は北半球の温帯に約30種が分布し、日本には11~12種が自生している。
  
画像日本や朝鮮半島、中国が原産地で、日本では北海道や本州、四国、九州に分布し、山地や山林、丘陵地の草原に自生している。

根茎は黄白色の円柱形で地中を横に伸び、ところどころに節がある。茎は、6稜があり角ばっており、傾きながら立ち上がり、高さは30~80cmほどである。茎は弓状にしなり、個体差があるのか生育環境によって異なるのか草丈に大きな差が見られることがあります。

葉は笹を彷彿とさせる形で茎をはさんで左右互い違いに行儀良く2列に並んでついている互生をしており、葉幅の少し広い楕円形で、表面がやや堅く厚みがあり、葉裏は白緑色を帯びている。

画像冬の間は地上部が枯れて、地中の根の状態で越す。春の4月~5月になると茎を出して葉の付け根から長さ1.5~2cmの緑白色の筒状の花を1~2個、葉の脇から鈴を下げたようにつける。花の先端は緑色がかっていて少しだけ開いている。

果実は小さな球形の液果で、熟すと黒くなる。

画像草春に伸びた芽を摘んで山菜として、油で炒め、味噌と味醂で味付けをしたり、酢や味噌、味醂で和えたり、マヨネーズで食べまる。地下茎も食べられるが、よく水洗いして、ひげ根を落とし、煮て食べると甘い味がする。 秋に茎葉が枯れたのち根を掘り上げ乾燥させて煎じ薬として利用されたそうである。
 
葉に美しい斑のはいる園芸品種もあり、斑の色や入り方によって多くの品種があるようである。また、仲間には姿がそっくりなナルコユリ(鳴子百合)、 ヒメイズイ(姫萎傷)などがある。また、華道の世界では、アマドコロ(甘野老)は、生け花に花や実がよく生けられて楽しまれている。

画像ちなみにアマドコロ(甘野老)とナルコユリ(鳴子百合)の相違点
アマドコロ(甘野老)とナルコユリ(鳴子百合)は、姿がそっくりでぱっと見で判断が付きにくい植物である。

アマドコロ(甘野老)は茎に緩い角が付いているので、茎を摘まみくりくりすると指の腹に引っかかるような触感があり、茎を切ると断面がいびつな多角形のようになっている。

ナルコユリ(鳴子百合)は、茎の断面が円形で茎を触っても引っかかりがない。ほかにも花の付け根の形状の違いなどもあるようである。

まるで間違い探しのような小さな違いだが、可能であれば茎を触り確かめるのが1番分かり易いことだ思う。

花言葉は元気を出して、心の痛みの分かる人である。

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