アカバナサンザシ (赤花山査子)

アカバナサンザシ(赤花山査子)、薄紅色の八重咲きの花。ヨーロッパでは庭木として人気がある。園芸品種ではあるが、花の姿が髪飾りの簪のように見えて凄く綺麗で可愛い。

自然生態園の3号観察小屋近く、斜面の雑木林のなかで、一際、薄紅色の花が目立ち、思わずカメラを向けた。

枝うちされているためなのか、花数が少なく、何となく弱々しい。せっかく育った枝なのに、元の戻るのには何年かかるのだろうと撮りながら思った。

画像アカバナサンザシ(赤花山査子)の名前は、花の色が赤い紅色をしており、サンザシ(山査子)に似ていることからきている。サンザシ(山査子)は、サンザ(山査)の実(クサボケ(草木瓜)の偽果)に味が似ていることから山地にあるサンザ(山査)という意味からサンザシ(山査子)とになった。和名はそのままで、サンザシ(山査子)となっている。別名を5月の花、メイフラワー(May Flower)ともいう。

ばら科サンザシ属の落葉低木である。学名を「crataegus oxyacantha」であるが、属名の「crataegus(クラテグス)」は、セイヨウサンザシ(西洋山査子)の別名。種名の「oxyacantha」は「鋭い形の刺をもつ」を意味し、「oxy(鋭い)と「acanth(刺)」が語源となっている。

画像サンザシ(山査子)は、中国原産で日本には享保年間に朝鮮半島を経て渡来したもの。渡来した当時には薬用として各地の薬草園で栽培されたといわれていている。

江戸幕府の小石川薬草園、現在の東京大学付属植物園に植えられているサンザシ(山査子)は、渡来した当時から栽培されているもので、その後は、広く一般の庭園にも花木樹として栽培されている。

ヨーロッパ、北アフリカが原産で樹高は4~9mくらい。サンザシ(山査子)の類似種である。色々な植物図鑑などで調べてみたところ、サンザシ(山査子)の花が白い一重咲きのみに対して、セイヨウサンザシ(西洋山査子)は、5月ころに白色または薄紅色八重咲きの花を枝先につける。

この写真は薄紅色の花なのでアカバナサンザシ(赤花山査子)らしい。秋には10~12mmほどの赤い実をつける。葉は単葉で、縁には低くてまるい鋸歯があり、秋になると美しく紅葉する。

画像イギリスなどでは園芸品種として生垣にも使われるている。花の部分は1cmほどで、園芸品種とはいえ、凄く可愛い。

ルネサンス時代のフランスの詩人。プレイヤード派の中心人物であり、「詩人たちの君主」と称えられたロンサール(Ronsard)の叙情詩で、有名なセイヨウサンザシ(西洋山査子)は、繊細な葉と花を持つ棘のある小高木。

心臓への働きはルネッサンス時代に発見されて、心臓に良いとされ、別名を『心臓の草』と呼ばれる。血行の改善や血圧の低下作用があるといわれており、循環器系のハーブで何百年も昔から強心剤として使われてきた。

併し、セイヨウサンザシ(西洋山査子)の花が、肌をやわらげるために用いられるようになったのは19世紀以降である。

画像茨の冠を英語で「crown of Thorns」という。「Thorn」は棘のある植物のことだが、辞書で引くとそのものズバリ、サンザシ(山査子)を指す。

セイヨウサンザシ(西洋山査子)の英名は「Hawthorn」。キリストの冠はサンザシ(山査子)で作られたと言う伝説は有名なんだそうである。知らなかったが。

画像サンザシ(山査子)と言うと、近くのスーパーでサンザシ(山査子)のドライフルーツを売っていたので良く食べたものだが、あれは中国産のサンザシ(山査子)でセイヨウサンザシ(西洋山査子)とは種類が違う。

食中毒の漢方薬として江戸時代に中国から輸入するようになったようだが、今はやりのダイエットにも利くという。

花言葉は希望である。

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