シロツメグサ (白詰草)

近くの公園は野草が豊かだ。そのなかで一番目立っているのはシロツメグサ(白詰草)である。あちらこちらで群生している。

そういえば、余り近くでは見ていないかも知れない。小さい頃にあちこちで見ていたような記憶がある。

マクロズームで花の内部を拡大して見てみると、白の中にもピンクかかっている。

シロツメグサ(白詰草)の上で気持ちよさそうに、寝転んでいたカップルがチラホラ、自然を満喫していた。

画像日本ではクローバー(Clover)は、普通はシロツメクサ(白詰草)のことを差している。子供の頃のこの花で、花の首飾りをつくったり、4ツ葉のクローバー(Clover)を探したりした人も多いのではないだろうか。

名前の由来は、江戸時代に、オランダから船でガラス器具を箱詰めにして輸入したときに、シロツメクサ(白詰草)を乾燥した干し草を隙間につめて、ガラス器具が壊れないように利用されていたことから、この名がつけられたといわれている。

別名はトランプのクラブ(club)に似ているため、クローバー(Clover)とも呼ばれている。また、本来は、黄色いつぶつぶの別の名前であるがウマゴヤシ(馬肥)ともいわれ、シロツメクサ(白詰草)の別名でもある。

まめ科シャジクソウ属の多年草で、学名は「Trifolium repens」である。属名の「Trifolium」は、ラテン語の「treis(3)とfolium(葉)」が語源で、「葉が3小葉で出来ている」にちなみ、種名の「repens」は「地をはった」を意味している。

画像ヨーロッパ、西アジア及び北西アフリカが原産で、日本では明治時代以降、飼料用として渡来されたものが野生化した帰化植物である。草丈は15~30cm程度で、ムラサキツメクサ(紫詰草)より若干小ぶりである。平地ではごく普通に見られる。

地表の真下から地表を這うように地下茎があり、節からところどころで根を出す。大きさは株により20~80cmとまちまちであり個体変異が大きい。互い違いに生える互生する葉は、普通は3枚の葉片から構成される。いわゆる3ツ葉で、葉片3枚をあわせた径は15~30cmであり、葉片1枚の幅は8~15mmである。葉柄は6~20cm。小葉は広い倒したような卵形や円形、倒したようなハート形をしている。先端はやや窪み長さは1~3cm。葉の縁には細歯牙がある。両面には毛がなく、表面には斑紋のあるものが多い。

葉は柔らかいが、踏みつけや刈り取りには結構強く、地表近くに張り巡らした茎から迅速に再生してくる。

画像開花時期は春から夏。花の色は白、時には淡紅色である。花の集まっている花序は茎の腋から生えており、細長い花軸に花柄のある花を多数つけ、下部の花から順に上へ開いていく総状花序で、多くは多数の花が密集して頭状に見える。

花は長さ9mmほどの筒状、萼は上部が5ツに裂けており、裂片はしばしば針状に尖り萼の筒部より短い。蝶形花冠の上側に位置するよく目立つ花弁の旗弁はほかより長く、ちょうど船の船首から船尾にかけての姿によく似ているとの意味であり、舟弁 とも呼ばれる竜骨弁は最も短い。先端は尖らず外側1対の花弁の翼弁であり、時に旗弁と基の部分で合着している。萼は緑白色で10脈がある。

花は受粉後に下に垂れ、豆果は残存する萼と花冠に包まれ、2~4種子を入れる。

画像クローバー(Clover)に関わるアイルランドの国花の伝説。
433年に聖パトリックが最初の布教官としてアイルランドに渡ったとき、クローバー(Clover)の葉でキリストの3位1体説(父なる神、キリスト、聖霊)を説き、住民をキリスト教に従わせた。アイルランドでは、昔からクローバー(Clover)が幸運のシンボルとされており、毎年3月17日の聖パトリックの日には、クローバー(Clover)やクローバー(Clover)の模様を身につけて祝うのが習わしとなっている。

併し、今では、聖パトリックが説教に使ったのは、シャムロック(ミヤマカタバミ)かコメツブウマゴヤシであったと考えられている。

画像ヨーロッパでは、3ツ葉のクローバー(Clover)はキリストの3位1体、4ツ葉のクローバー(Clover)は十字架を表し、幸運をもたらすといわれている。ちなみに、「世界大百科事典」によると、5ツ葉は「金銭上の幸運」を、6ツ葉は「地位や名声を手に入れる幸運」を、7ツ葉は「9死に1生を得る」という最大の幸運を意味するそうである。

結婚式の後、教会の前へ出てきた新郎新婦に、バラ(薔薇)の花と一緒にクローバー(Clover)の花を投げるのは、この花の花言葉が「約束」であり、永遠の絆を象徴しているからだそうである。また、4ツ葉のクローバー(Clover)をみつけたものには幸運が訪れる、と古くから言い伝えられている。中夏節(ミッドサマーデー、6月24日)またはその前夜につんだ4ツ葉のクローバー(Clover)は魔除けのお守りになると信じている地方もある。             

アメリカでは、四つ葉のクローバー(Clover)の4枚の葉はそれぞれ、「名声(Fame)」、「富(Wealth)」、「満ち足りた愛情(Faithful Lover)」、「素晴らしい健康(Glorious Health)」を表し、4枚そろった葉は、「真実の愛(True Love)」を表している。また、4Hという考え方もあり、「希望(hope)」、「幸福(happiness)」、「愛情(heart)」、「健康(health)」を表すそうである。

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