キバナコスモス (Orange Cosmos)-1

キバナコスモス(Orange Cosmos)のイエローが一際鮮やかで、真夏の照りつける太陽が似合う花を見せて咲いていた。

食べたくなるようなレモン色なのだが、黄色やもっと深みのある濃いオレンジ色の花もある。

花はコスモス(Cosmos)に似ているが、黄色い花はいわゆるコスモス(Cosmos)のイメージとはかなり距離感があり、真夏の照りつける太陽が似合う花だ。

画像花がキバナコスモス(Orange Cosmos)なのでにコスモス(Cosmos)の歴史について調べてみた。
スペインの探検隊がメキシコを調査していた時に高原で発見した花の種子を持ち帰り、植物学者のホセ カバニレス神父に届けた。神父はそれを栽培し、「コスモス ビピンナトス(Cosmos bipinnatus)(細かく切れ込んだ葉を持つ美しい花)」と名付けて発表したが、同じ時期にメキシコから伝えられたダリア(Dahlia)に人気が集まり、当時は余り栽培されなかった。

コスモス(Cosmos)を日本に最初に伝えたのは、東京美術学校(現東京芸大)の彫刻の教授としてイタリアから来日したラグーザ教授だといわれている。ラグーザ教授の妻のラグーザ 玉は日本最初の女流洋画家である。ラグーザ教授は36歳の時、東京都港区芝園橋の自宅の庭で絵を描いていた16歳の清原玉に出会い、彼女に絵の才能を見出した。ラグーザ教授は玉の家を訪れては、当時の日本にはまだなかったコスモス(Cosmos)の花や鳥のガチョウなどを贈lった。2人は、玉が19歳の時にイタリアで結婚した。

画像キバナコスモス(Orange Cosmos)の名前は、コスモス(Cosmos)の仲間で、花色が黄色かオレンジ色なのに由来している。

きく科 コスモス属の1年草。学名は「Cosmos sulphureus」であるが、属名の「Cosmos」 は、ギリシャ語で「飾り」の意味にちなみ、種名の「sulphureus」は「硫黄色の、黄色の」を意味している。

原産地はメキシコで、標高1,600m以下の地域に自生している。18世紀末にスペインのマドリードの植物園に送られ、ヨーロッパに渡来した。日本には大正時代の初めに輸入された記録が残っている。

日当たりと水はけがよければ、痩せた土地でもよく生育する。景観植物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたキバナコスモス(Orange Cosmos)の花畑が観光資源として活用されている。

画像高さは約30~100cm。おおむね60cm程度に成長するが、鉢植えやプランター向けの20cm程度に留まる通常のタイプに比べて著しく草丈の低い矮性種も出回っている。一般的なコスモス(Cosmos)の葉は糸状に細く切れ込んでいるのに対して、キバナコスモス(Orange Cosmos)の葉の裂片の幅が広く、切れ込みが深い。

また夏場の暑さに強く丈夫なために、コスモス(Cosmos)よりも早い時期に花を咲かせる傾向にある。

開花時期は比較的長く、梅雨時の6月~秋の11月にかけて直径3~5cm程度の黄色、またはオレンジの花を咲かせる。改良種として濃い赤色の品種も作られている。花は一重咲きと八重咲きがあるが、園芸品種として市場に出回っているもののほとんどは八重咲きである。

キバナコスモス(Orange Cosmos)は、主に秋に咲く一般的なコスモス(Cosmos) と同じ属の別種の品種群である。開花時期は長めだが、全部の品種がその期間中ずっと咲き続けというわけではない。やはり早咲きの品種と秋咲きの品種がある。またそれに加えて種のまく時期をずらすことによって、長い期間花を楽しむことができる。

画像普通に「コスモス(Cosmos)」といっているのは、「Cosmos bipinnatus」の品種群にあたる。従来からある花色に加えて、イエローガーデン(Yellow Garden)、イエローキャンパス(Yellow Campus)のような黄色の品種や、中央部の色が濃くなるもの、絞りが入るもの、花弁に縁取りができるものまで登場している。

花の形も八重咲きや花弁が筒状になるタイプなどいろいろな品種が見られる。花の時期も、従来の短日性の秋咲き品種に加えて、6月ごろから開花する夏咲き品種も多くなっている。

また、血縁度 の高い種類としては、「キバナコスモス(Orange Cosmos)」、「チョコレートコスモス(Cioccolato Cosmos)」、「キャンディーコスモス(Candy Cosmos)」、「ウィンターコスモス(Winter Cosmos)などがある。

ギリシャ、ケルト、インドなどの花の神話や伝説が網羅されているが、コスモス(Cosmos)はない。メキシコにスペイン人が到着するまでこの花はヨーロッパでは知られていなかったので、ギリシャ神話にも花との関連では現れないようである。ゼウスとそれを取り巻く多くの神々の物語にコスモス(Cosmos)が登場するのかも知れない。

画像昭和の「新・秋の七草」
秋の七草といえば、はぎ、くず、すすき、なでしこ、おみなえし、ききょうですが、昭和10年に東京日々新聞社が当時の著名人7人から1種類ずつ推薦させて「新・秋の七草」を選んだ。その結果、葉鶏頭(長谷川時雨)、コスモス(菊池寛)、彼岸花(斉藤茂吉)、赤まんま(高浜虚子)、菊(牧野富太郎)、おしろい花(与謝野晶子)、秋海棠(永井荷風)が「新・秋の七草」に選ばれた。 

コスモスを詠んだ昭和天皇の和歌
「秋ふけて さびしき庭に 美しく いろどりの あきざくら咲く」 昭和天皇

花言葉は野生の美しさである。

ポストカード
画像



Nikon デジタル一眼レフカメラ D700 レンズキット D700LK
ニコン
2008-07-25

ユーザレビュー:
←レンズキットとして ...
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by Nikon デジタル一眼レフカメラ D700 レンズキット D700LK の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック