アサザ (浅 沙)

全国的に絶滅が心配されている水草の「アサザ(浅沙)」が、近くの公園のため池で満開を迎えている。

可憐な花がみまもを黄色に染めて、訪れる人を楽しませている。

池の埋め立てや水質汚濁などで数を減らし、環境省のレッドリスト「準絶滅危惧」に登録されている。

アサザ(浅沙)が咲いているのは長さ約10メートルの細長いため池。水に浮かぶハート形の葉の間から、直径3~4cmの黄色い花が点々と顔をのぞかせている。

画像アサザ(浅沙)の名前は、浅い水辺に生えるところから 「浅く咲く」からきている。また、「朝早く咲く」から「朝咲」、「あさざ」と転訛した説もある。この名前は平安時代から呼ばれていたそうである。

別名は葉が蓴菜 (じゅんさい)に 似ているところから「花蓴菜(はなじゅんさい)」とも呼ばれている 。

画像みつがしわ科アサザ属多年草で、学名は「Nymphoides peltata」である。属名の「Nymphoides(ニンフォイデス)は、ギリシャ語の「Nymphaea(ヒツジグサ属)」と「eidos(外観)」が語源で、ヒツジグサ属に似ていることにちなみ、種名の「peltata」は「楯状の」を意味している。

日本の本州や四国、九州、朝鮮、中国大陸、台湾、シベリア、インド、ヨーロッパ、北アメリカなどの温帯に広く分布し、日本では、湖沼やため池に見られたが、環境の悪化により消滅しつつあり、環境省のレッドリスト「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されている。

画像地下茎を髭状の根を多数出しながら泥の中を水平方向に伸び、水中にある茎は1~2mに達する。その先端や途上に地上茎を生じる。

葉はスイレン(睡蓮)よりもやや小さく水面に浮かび、葉縁は全縁で浅い波状の凹凸があり、鋸の歯のようなギザギザが斜め前方を向いて揃っている波状鋸歯がある。葉の色は黄緑色で、形は長さが幅より長く、葉のほぼ中央が最も幅が広い広楕円形~葉の中央より付け根寄りが最も幅が広い卵形で、基部は葉と葉柄の連結部まで切れ込んでいる深い心形をしている。葉の先端は丸みを帯びて裂けたりしていない円頭をしている。

画像草丈は5~10cmで、葉の腋から花柄をのばし、6~9月にかけて水面上に花径が3~4cmのキュウリ(胡瓜)に似た濃い黄色い可憐な花を次々と咲かせる。

但し、残念なことに、朝に咲き出して午後には閉じる1日花(昼前に咲いて、午後には閉じて終わる)である。花びらは手に取ると、非常に柔らかな透き通るような花びらでほとんど手触りはない。この花は一つ一つの花は短命なのだが、草自体が群生して自生しているので、池一面に黄色い花が咲き、その様は見事なものである。

花びらは5ツに深くさけており、縁は細かく波状になっている。

画像名前の由来の「浅瀬に咲くから」「朝咲くから」を調べてみると、「浅瀬に咲くから」は、根茎は水中の泥の中を広がっていき、節から葉と根が出ている。 これは鉢底に深めに土がないと広がらない訳である。アサザ(朝沙)が絶滅危惧種になったわけは、コンクリートの護岸工事で、浅瀬がなくなったからだと言われている。

「朝咲くから」 は、早朝5時ごろに見た時は蕾だったが、蕾もなかなか綺麗だった。6時に見に行った時にはもう綺麗に開いていたので 確かに朝咲く花 に間違いない。どちらももっともな由来である。咲くのは晴れのときだけで、くもりや雨の日は咲かないとされている。

繁殖力は旺盛で、若葉は食用にする。

花言葉はしとやかなや信頼である。

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