花々のよもやま話

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zoom RSS ペーパー ホワイト (Paper White)

<<   作成日時 : 2012/12/13 00:00   >>

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スイセン(水仙)の仲間でペーパー ホワイト(Paper White)である。 

真っ白で清楚な姿で冬の日を眩しく弾き沢山咲いている。紅葉の散り終える頃から咲き始めた花が、丁度、見頃を迎えていた。この時期、新宿御苑を飾る可愛い妖精のような姿の水仙(スイセン)たちである。

花の真ん中に黄色いものがあるニホンスイセン(日本水仙)も咲いていたが、大抵のアマチユァカメラマンはニホンスイセン(日本水仙)ばかりを撮っていた。

画像ニホンスイセン(日本水仙)に先駆けて咲く寒咲きのスイセン(水仙)である。ニホンイセン(日本水仙)とは異なり、副花冠(花の中心部分)が白色で、真っ白な花に見えて、エーゲ海に浮かぶ島の白壁とイメージが重なる。この純白の水仙(スイセン)もとても清楚で綺麗なのだが………。

ペーパーホワイト(Paper White)の名前の由来は、花が紙のように白いことからついたのでないだろうか。英名は品種名と同じで「paper white narcissus」と呼ばれている。

ひがんばな科スイセン属の多年草で、学名は「Narcissus tazetta ssp papyraceus Paper White:ナルキッスス タゼッタ パピラケウス(ペーパーホワイト)」と長い学名だが、この学名は、「ナルキッソス属タゼッタ種パピラケウス亜種で品種名が 「ペーパーホワイト(Paper White)」ということを表している。

画像属名の「Narcissus」は、ギリシャ神話の青年の名「Narcissus(ナルキッソス)」にちなむ。泉に映った自分の姿に恋して死に、その後にこの花が咲き出たという神話がある。種名の「tazetta」は、。副花冠の形が似ているので、イタリア語で「小さいコーヒー茶碗」を意味している。

属名の「ナルキッソス(Narcissus)」に関わるギリシャ神話。
ナルキッソスというとても美しい青年がいた。彼は自分の美しさに自信を持っていて高慢な人間だった。彼のことを好きだったニンフのエコーは、何時も彼のことを見ていた。でもエコーは、神ジュノーに余計なお喋りを禁じられていたので、彼に想いを伝えることは出来ず、相手の話した言葉の語尾の部分をくり返すだけだった。そのため、ナルキッソスはエコーのことを「変な娘」としか思っていなかった。でも、エコーは、彼のことが好きで好きでたまらなかった。エコーは、彼に気にかけてもらえない悲しみで、痩せて、痩せて、痩せ細って、ついには身体も無くなり、自分の気持ちを伝えることが出来ずに、鸚鵡返しに言葉を返すだけのエコー、つまり山彦になってしまった。

復讐の女神ネメシスはエコーのことを憐れに思い、ナルキッソスに報われることのない恋の呪いをかけた。ナルキッソスは水面に映った自分の姿に恋し、自分の恋する相手が自分自身であり報われないことに気付いて絶望し、いつも自分の姿を映して見とれていた池に身を投じて死んでしまった。そして彼の身体は水辺に咲く一輪のスイセン(水仙)に変わった。

画像この純白の花は、地中海沿岸が原産で室町時代以前に中国から渡来した。ニホンスイセン(日本水仙)に先駆けて咲く寒咲きのスイセン(水仙)である。地中海沿岸が原産地。日本でよく見かける花の中央の副花冠が黄色い種はニホンスイセン(日本水仙)である。

これは園芸品種のペーパー ホワイト(Paper white)で、ニホンスイセン(日本水仙)と異なり副花冠が白色をしており真っ白な花に見えて、エーゲ海に浮かぶ島の白壁とイメージが重なる。高さは20〜30センチほどになる。開花時期は12月から2月頃で、ニホンスイセン(日本水仙)に先立ち芳香のある房咲きの花を咲かせる。

画像このペーパー ホワイト(Paper White)は、清楚な感じでひどく美しいが、唯、難点が1つだけある。それは、ひどい難点である。スイセン(水仙)の素晴らしさというのは、その凛とした清楚な美しさとそれに匹敵するような清楚な香りであろう。このペーパーホワイト(Paper White)の花の匂いというのが、極めて悪いのである。かつて、それは、本当にひどいもので、「トイレの匂い」である。

匂いというものは、本当に微妙なのだという。香水の原料になるものは、濃度の濃い段階のものはまさに「トイレの匂い」がするらしく、それをかなり薄めていくと素晴らしい芳醇な香りに変わっていくのだそうだ。

スイセン(水仙)の花の構造というのは、外側に6枚の花弁があり、中にスカート状になった花びらみたいなものがある。普通のスイセン(水仙)は、外側の6枚の花弁は白クリーム色で、なかに山吹色のスカート状の花びらがある。

キズイセン(黄水仙)は、外側も内側の花びらも山吹色である。明らかに園芸種と思われる洋種のラッパスイセン(喇叭水仙)は、色々のパターンのものがある。また、葉が極めて狭い黄色の花のものもあるし、外の花びらが退化して中の黄色のスカートだけのものもある。
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