ムスカリ (Muscari)

サクラ(桜)の蕾が膨らんで開花が待たれる頃、公園で、青紫色のビーズ玉を寄せ集めたようなムスカリ(Muscari)の花が点在していて咲いていた。

ムスカリ(Muscari)の小さい花の群れが、ガザニア(Gazania) と並んで競うようだった。

画像ムスカリ(Muscari)の名前は、ギリシア語のジャコウ(麝香:Moschos)に由来している。青紫色の同じゆり科のスズラン(鈴蘭)のような花がブドウ(葡萄)のように、密集して開花することからグレープヒヤシンス(Grape Hyacinth)とも呼ばれている。少数よりも群生で咲いている方が美しいとされる植物である。

ゆり科ムスカリ属の多年草で、学名は「Muscari armeniacu」である。属名の「Muscari(ムスカリ)」は、ギリシャ語の「moschos ムスク(麝香:じゃこう)」からで「花の香り」に由来している。種名の「armeniacum」は「小アジアのアルメニアの」を意味している。

画像原産地は地中海沿岸から西南アジアであって、世界には40~50種類もあるとされている小さい球根植物である。ヒヤシンス(Hyacinth)に似た可憐な風情に似合わず強健で耐寒性があるせいか、最近は市街地の道端にも進出しているのを見かける。また園芸品種としてコンテナ栽培や花壇に人気にもある。

開花時期は、3月中旬頃~4月末頃。10~15cmと草丈も花茎も小さい花だが、群生で咲いている時の一面の青紫色は、ほかの球根植物には見られない美しさである。花の色は青、青紫、水色、ラベンダー、白色などがある。ブドウ(葡萄)状の花穂の他に羽毛咲きもある。

画像ムスカリ(Muscari)の種類は、1番大きい花穂をつけるのは、ムスカリ・アルメニアカム種で、アルメニア、イランの原産地で、葉は6~7枚で真っ直ぐに直立し、花茎15~20cm、花色は濃青紫。花は小さいが、昔から親しまれているのは、ボトリオイデス種で欧州中部からカフカズ地方の原産で、白色もある。

画像一番小型は、オランダで改良されたチューベルゲニアナム種であり、草丈10cmくらいで、花色は冴えたコバルトである。変わり咲きは、コモサム種で、花びらが縮れて羽毛のように咲く。ハナビムスカリ、またはハネムスカリとも呼ばれている。花の首が重く倒れやすいのが欠点である。

花言葉は寛大なる愛、明るい未来、通じ合う心、失望、失意と、まるで両極端な意味を持っている。

ヨーロッパでは青色には気持ちが沈むことを意味するブルー、貴族の血統を意味するブルーブラッドなど否定的な意味と高貴な意味を併せ持つことに由来していると考えられている。

画像昔、家の近くに、とっても好きだった花の1つ「ムスカリ(Muscari)」があった。それは、少しほろ苦い思い出と一緒に、心の中に大切にしまわれていた花だったのだが………。

先日、公園に出かけたら、「ムスカリ(Muscari)」の花が………、これには、思わずカメラを向けた。そして、ファインダーを覗いていると、心にしまっていた思い出が一気に太陽の下にさらされ、人知れず笑ってしまった。
自然の力は凄いと思う。人間何て小さい小さい、1人1人の悩み何て、もっともっと小さい。

今日もこのムスカリ(Muscari)の写真を見ながら、何だか凄くパワーを貰ったような気がした。

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