ツリガネスイセン (釣鐘水仙)

ツリガネスイセン(釣鐘水仙)が咲いていた。

ちょっとヒヤシンス(Hyacinth.)にも似た綺麗な青紫色の釣鐘型した花を………。

早速、カメラを向けてみた。撮影した場所が小高い丘の斜面なので、3脚の脚が滑りうまく設置できず、手持ちで「腹ばいになって足の痛みを感じつつ撮影した。

画像新緑の雑木林内に、20~30cmくらいの低い位置で青紫色の小さな花を沢山つけていた。雑木林の腐植土の中で日陰げの場所である。そばで見ると、茎の先端に直径1cm程度の明るく鮮やかな青紫色の花を数個つけている。5~6個ぐらい付けているのもあり、結構、綺麗で風鈴を思わせる風情のある花だ。

ツリガネズイセン(釣鐘水仙)は葉がスイセン(水仙)に似ており花が釣鐘状であることに由来する。スイセン(水仙)となっているが、葉の形が似ているからでありスイセン(水仙)の仲間ではない。ちなみにスイセン(水仙)はひがんばな科である。

画像ゆり科ツルボ属の多年草で、学名を「Scilla hispanica」である。属名のScilla(スキラ)はギリシャ語の「害になる」にちなみ、 種名のhispanica(ヒスパニカ) は「スペインの(hispanica)」を意味している。

このツリガネズイセン(釣鐘水仙)は、色々と名前が移り変わった種で、現在の正式名は「ヒアシンソイデス ヒスパニカ(Hyacinthoides hispanica)とされている。しかし、日本では、「シラー カンパニュラータ(Scilla campanulata)」の名前で流通し、栽培されていることが多いと思う。

画像ほかにも「スキラ(Scilla)」や「スパニッシュ ブルーベル(Spanish bluebell)」、「エンディミオン ヒスパニクス(Endymion hispanicus)」、「シラー ヒスパニカ(Scilla hispanica)」という異名からも原産地がスペインかなということが分かる。もともとは、シラー属(スキラ属)に分類されていたものが、花被片の基部がくっついて釣鐘状になることなどから、シラー属から分けられている。

画像原産地はヨーロッパであり、ヨーロッパおよびアフリカ、アジアの温帯地域に分布している。草丈は花茎が伸びた状態で20~50cmほどで、地下には「鱗茎」のある、いわゆる球根植物である。

開花時期は4月~5月ごろ。20~50cmの花茎を真っ直ぐに伸ばして、釣鐘状の花を10~30個の総状に咲かせる。花冠の長さは2cmくらい。花色は、紫、青紫、ピンク、白などがある。

画像花冠の先端は6つに裂け、少し反り返っているというより、6つの花被片の基部が合着しているといった方がいいかも知れない。下から覗くと、6つの花被片が開いて、「シラー ぺルビアナ(Scilla peruviana)」と同様に星型に見える。

とはいっても、日本で栽培されるシラー(Scilla)の代表的なものを2つに分類すれば、「ツリガネズイセン(釣鐘水仙)」は、「星型」ではなく「釣鐘型」の方に入いる。まさに釣鐘形だから当たり前だが。

花言葉は哀れ、不変、恋の呼びかけ、冷静などである。

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この記事へのコメント

2013年04月21日 12:25
はじめまして、見せていただきました。
私も、育てよう-咲かせよう-描こう・・・でブログを公開しております。
今日書いた中に名前解らない花が偶然みかけまました。
ツリガネスイセン~何年も咲いてくれ、買ってきた覚えないお花なのです。
何か嬉しくなってコメント致しました。
これからも見せていただきたいと思います。
2013年04月22日 15:16
こんにちは、はるぞらさん
アクセス下さり有難う御座います。
私の拙い写真がお役にたち嬉しく思います。このツリガネスイセン(釣鐘水仙)は、ある公園で辺りが雑草だらけのなかで咲いていたのを撮ったものです。綺麗な青紫色の釣鐘型した花でヒヤシンスに似ていました。
私のブログは時間や労苦して撮った写真が箪笥の肥やしにしては、何か勿体ないと思って公開したものです。
当初、花だけを紹介していました。ところが、花には伝説や地方に伝わる民話、言い伝えなど色々とあり、調べてみると面白いもので、新聞を切り抜いたり、図書館へいって調べたり、行った場所の案内板をメモったり、写真に撮った花をまとめて紹介しています。だから、本棚は関係のファイルで一杯になってます。

こんなブログですが、何時でもお出で下さい。

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