レンゲショウマ (蓮華升麻)

レンゲショウマ(蓮華升麻)を撮りに行ってきた。

どの程度が満開なのか分からないが、蕾はまだ沢山持っていた。薄紫色がっかた、透明感のある白い花で、下向きで咲く可憐な花だった。

何回も座り込んでは、俯いて咲いている花を、覗き込みながら撮ったが、思うように写真に納まってくれず、やっと撮った写真で、PC画面で見ると少々終わりに近い花であった。

山の上は涼しく風が心地よく、下界と大違いだった。

画像レンゲショウマ(蓮華升麻)の名前の由来は、花を下から見上げるとハス(蓮)の花に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているのでつけられたといわれている。

きんぽうげ科レンゲショウマ属の多年草で、学名は「Anemonopsis macrophylla」である。属名の「Anemonopsis(アネモノプシス)は「アネモネ(Anemone)属に似た」の意味にちなみ、種名の「macrophylla」は、「大きな葉の」を意味している。

日本特産の1属1種の花であり、本州の東北地方南部~近畿地方の太平洋岸の温帯域に分布し、山地から深山のかけての湿り気のある林下に自生している。

画像花の茎の下部に茎葉と茎が極端に短いため、根または 地下茎から直接出ているようにみえる根出葉がある。葉は大形の2~4回3出複葉で節ごとに1枚ずつ方向を異にして葉がつく互生し、小葉は長さが4~10cmの葉の中央より付け根寄りが最も幅が広い卵形もしてり先端が尖り、縁には不規則な鋸の歯のような「ギザギザ」が斜め前方を向いて揃っている鋸歯がある。

2~4回3出複葉という形なのだが、これは1つの葉がまず3枚の小さな葉に分かれ、さらにそれぞれが3枚に分かれると2回3出複葉、さらに分かれた小さな葉が3枚に分かれると3回3出複葉さらに3枚に分かれて4回3出複葉ということになる。

画像草丈は40~80cm程度のなり、丸い蕾をつける。茎は直立し細長い花茎を伸ばし、茎の頂部に、赤みを帯びた光沢のある薄紫色の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて下向きに咲いているので、蕾や花は釣竿の穂先に花がぶら下がっているように見える。

花の直径は3~4cmほどで、外側の白い花びらのように見えるのは萼片であり、萼片は花びら状で平らに開き、花びらは抱えるように咲くため、一見では2段構えに花びらが並んでいるように見える。萼片は7~10枚あり、萼片に囲まれた中央の淡い紫色の部分が本当の花びらである。その内側に雄蕊と雌蕊がある。

果実は先の尖った袋果で2~4個付き、多くの種子がある。

画像きんぽうげ科には特異な形の花を咲かせるものが多いが、レンゲショウマ(蓮華升麻)もその1ツだろう。花の脇に坐り込んでつらつら眺めると、長い茎の先に小人の国のペンダント ライトを吊るしたようなこんな形の花がどうして生まれたのだろうと、不思議な気持になる。赤紫の真ん丸い蕾も愛嬌があり、可憐な花が風にゆれているさまは、幻想的な雰囲気を醸し出している。

細長い花茎が伸び、その先に付いたまん丸な蕾が開いて、3~4センチの下向きの花になる。淡い紫色の優美な花である。頭上からの木漏れ日を受けて、静かに輝くその姿はまるで蝋細工のようである。なんとも美しい、可憐な花である。薄幸な美人を連想する物悲しい感じがある。

画像近年この花の人気が急上昇しているらしい。奥多摩の御岳山のレンゲショウマ(蓮華升麻)も地元の観光協会や鉄道会社のPRもあって有名になり、見物客で混んでいると聞いている。

8月の花といえば灼熱の太陽のようなヒマワリ(向日葵)となるのだが、高山植物とまで行かなくても少し足を伸ばせば、このレンゲショウマ(蓮華升麻)とかサギソウ(鷺草)など、涼を感じられる可憐な花を見ることが出来る。これはとても嬉しいことである。

花言葉は伝統美である。

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