ハゼラン (爆 蘭)

ハゼラン(爆蘭)の可愛い小さな花が星のように咲いていた。

咲いている姿は、線光花火が果かなく散って行く様子を連想する。

夕方の3時ごろになると、時間を分かっているかのように、小さな蕾が開花することから、別名を三時草とも呼ばれている。でも、花を咲かせている姿をなかなか見ることは出来ない。今日は花を咲かせて待っていてくれた。

本当に心を寄せて見なければ、その存在も分からないほどの小さな花だが、ほんの数時間しか開花しない花だということを知るよしもない。

まして、咲いている姿など眼にすることなく通り過ぎていた筈だった。花はとても小さく5mm満たないくらいだが、ここで元気に咲いていると自己主張をしていた。

画像ハゼラン(爆蘭)の名の由来は、蕾が爆ぜるように咲くラン(蘭)のような花という説や、丸い蕾の状態が線香花火を連想させるなどと諸説があり、はっきりしない。

すべりひゆ科ハゼラン属の多年草で、学名は「Talinum crassifolium」である。属名の「Talinum」はアフリカのセネガンビアの地名にちなみ、種名の「crassifolium」は、「厚葉の」を意味している。

画像熱帯アメリカが原産で、明治時代の初めに観賞栽培用として日本に渡来した。それが野生化して道端や空き地などに自生しているのを、今では何処でも見ることができる。

茎は円柱の形で無毛。まばらに枝分かれしており、真っ直ぐに立っているか斜め上になっている。草丈は40~80cmになる。葉の長さは3~10cm、幅は1.5~5cmの倒した卵のような形で多肉、互い違いに生える互生。先端はやや尖っていて基部は次第に狭まり、短い葉柄へ移行し、まったく切れこみがない全縁で無毛。

画像画像開花時期は8月頃~10月頃くらい。茎の頂き部分に多数の紅紫色したナンテンやアセビのような円錐の形をした花をつける。花はとても小さく径6~7mmで、花弁は5枚。柱頭は3つに裂けている。萼片は2個。繁殖力が強いらしい。

小さく丸い果実は線香花火みたいである。

画像午後3~4時ごろになると開花することから別名を「サンジソウ(3時草)」ともいう。また、沢山の花と果実の様子が、花火が飛び散るような感じなので「ハナビグサ(花火草)やエドノハナビ(江戸の花火)」の別名もある。また、花の雫、午後3時の天使、3時のあなた、3時の乙女、3時の貴公子、ヨヨノホシ、おしんそうなど色々な呼び名がある。

英名は「コーラル・フラワー(Coral Flower:珊瑚色の花)」という。ちょうど褐色で球形の小さな実が「珊瑚:コーラル(Coral)」のように見えることからきている。

画像「爆」の「爆ぜる」にははじけて開くという意味があり、蕾がつぎつぎとはぜるように開花する様子からつけられたようだ。蘭となっているが「ラン(蘭)」ではないが、何となく似ていいるからか。

根は中国やインドネシアで薬用とされ肺結核などに効果があるとされている。

ちなみに別名が、昼過ぎ3時頃から花が咲くことから「サンジソウ(三時草)」とついているが、午後4時ごろから咲くのは「オシロイバナ(白粉花)」。

花言葉は真心、永遠にあなたのものである。

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