ダンギク (段 菊)

ダンギク(段菊)の花が、青紫色の小さな花たちを密集して茎の周りに咲いていた。

まるで五重塔の天辺にある相輪のように見える。ダンギク(段菊)という名前もユニーク、花の色も綺麗だ。

この花が咲いているのは散歩道で1箇所しかない。足の具合が悪くなかなか撮ることは出来なったが、撮りに行ってみた。花の最盛期は過ぎていたが、まだ咲いていた。

画像画像ダンギク(段菊)の名前は、青紫色の小花が、葉の付け根ごとに密集して茎を囲むように咲くので、花が、丁度、五重塔の天辺にある相輪のように段状になり、その上、葉はキク(菊)に似ているのに由来する。ダンギク(段菊)というが、キク(菊)とは関係はない。漢名はランコウソウ(蘭香草)とも呼ばれており、別名はランギク(蘭菊)といわれている。英名では「bluebeard(青ひげ)」と呼ぶそうだが、カリガネソウ(雁金草)のことを指す説もある。

ダンギク(段菊)は、きく科ではなくくまつづら科の植物であり、ムラサキシキブ(紫式部)やツリガネソウ(釣鐘草)と同じ仲間である。

別名はカリオプテリス(Caryopteris)とも呼んでいる。カリオプテリス(Caryopteris)は、ギリシャ語で「堅果」を意味する言葉と「翼」を意味する言葉を組み合わせたものである。果実に翼が生えているように見えるところから名付けられた。

画像まつづら科カリガネソウ属の多年草で、学名は「Caryopteris incana」である。属名の「Caryopteris(カリオプテリス)は、ギリシャ語の「karyon(クルミ(胡桃)」と 「pteryx(翼)」が語源で、実に翼状のものがついていることからにちなみ、種名の「incana」は、「灰白色の、灰白の柔毛で覆われた」を意味している。

原産地は中国や台湾、朝鮮半島、日本で、日本の九州や朝鮮半島、中国大陸、台湾に分布している。日当たりの草地や海岸の草地などに自生し、関東では観賞用としてに栽培もされて、ときには庭にも植えられる。茶花として切花にも使われている。

画像草丈は30~60cmほどで、茎は真っ直ぐに直立しており、葉とともに短い軟かい毛を密生していてやや灰緑色に見える。茎の下の方は木質化をする。

葉は長い柄があり、鋸の歯のようなギザギザが斜め前方を向いて揃っている鋸歯があって、先は尖っている葉の中央より付け根寄りが最も幅が広い卵形で、茎の各節から2枚ずつ向き合って対になって生えている対生をしている。葉はやや厚ぼったくキク(菊)の葉に、よく似ていて、何故か側面がよく裏返えっている。

画像開花時期は9月~11月ごろ、茎の下の方の葉の付け根ごとに密集して、茎を囲むようにして、3段~5段とボール状に段々に渡って、香りのある紫色や白色の小さい花を多数つける。

花冠は5つに裂けていて、下唇の中央裂片の1枚は大形となり縁辺は細かく裂けている。個々の花は小さいが雄蕊が4本と雌蕊が1本あり、花柱が2ツに裂けて花外へ飛び出しており美しい花である。

画像よい香りのある鮮やかな紫の花が目立っている。花は葉の周りにボール状についている。印象的な紫の花が下から段々に咲いていくことで、思い出も永く残っていく。

花言葉は忘れ得ぬ思い、悩みである。

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