コデマリ (小手毬)

陽気が暖かいので、狂い咲きか遅さ咲きなのか、コデマリ(小手毬)が咲いていた。

可憐な小さい花を沢山集めて、毬のように咲いていて可愛い。白い小花を集めて球状のように咲いている姿は、まるで鈴をかけたようにも、錦衣のようにも見える。

もう花の終わりなのか、手を触れただけで、小さな花は散ってしまった。

画像コデマリ(小手毬)。名前の由来は、1cm程度の真っ白な小花が直径3cmほどの半球状にまとまり、枝に沿ってぽんぽんと並ぶその姿は非常に愛らしく、そのまとまってつく花の姿が小さな手鞠のように見えるのでこの名前がある。

ばら科シモツケ属の落葉低木で、学名は「Spiraea cantoniensis」である。属名の「Spiraea(スピラエ)は、ギリシャ語の「speira(螺旋、輪)」が語源にちなみ、種名の「cantoniensis」は「中国広東地方の」を意味している。

画像中国原産で、日本に渡来した正確な時期は不明だが、少なくとも江戸時代以前には渡来していたと思われる。古くは「スズカケ(鈴懸)」と呼ばれていたそうで、江戸時代以降に現在と同様の「コデマリ(小手毬)」の名前ができたそうである。自生しているのを見かけることはなく、公園や庭園樹、庭木、また、切り花、生け花の材料、茶花として利用されており馴染み深い。

樹高は余り高くはならず1.5m~2m程度にとどまるが、茎や花茎などが、根ぎわから束のように集まって生ずる叢生し、弓状に曲がって伸び、沢山の枝を出して株全体が大きく張っている。枝は褐色で細く、弧を描いて緩やかに枝垂れている。大株に生長したものは見栄えがし、非常に見応えがある。

画像葉はサクラ(桜)やツバキ(椿)のように、1ツの節に1枚ずつ生えて、互いに方向を異にしている互生をしており、葉身は菱形状をした細長く両端が尖り、中央より下が 1番幅が広い披針形または長さが幅より長く、葉のほぼ中央が最も幅が広い楕円形である。両面とも無毛で、裏面は粉白色を帯びる。縁は中部以上に鈍い鋸の歯のようなギザギザが斜め前方を向いて揃っている鋸歯がある。

画像開花時期は、4月下旬頃~5月中旬頃。 アブラナ(油菜)のような花軸に多くの花がつき、花柄が、下の花ほど長く、上の花にいくに従って短くなり、各花が平らになって並んで咲く花のつき方をした散房花序をつけ、1本の枝には20個ほどの手鞠状の白い小さい花の塊がつく。1ツの花は、直径7~8mm。花びらと萼片は5個、雄蕊は20本ある。花びらは平たく開いている。


画像1cm程度の真っ白な小さい花序は、直径3cm弱のドーム状か笠のように半球状になっている。各花は連続して咲き、枝の上に全体が白い花で覆われるようになるので、その姿は大変に愛らしく、また美しく綺麗である。そのまとまって付く花の姿が小さな手鞠のように見える。

花言葉は伸びゆく姿、努力、優雅、品位などである。

余談だが、オオデマリという植物はスイカズラ科の植物で、名前は似てもまったく関係はない。

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