カッシア (Cassia)

見覚えのある花を見つけた。この花は確かカッシア(Cassia)だと思うのだが、こんな時期に咲いたかな。

まだ、咲き始めのようで花は随分と小振りだ。その場では自信が持てず家に帰り図鑑で調べてみると、やはり、この花はカッシア(Cassia)の仲間らしい。

花が満開時期、黄金色の花が株全体に覆うように、一杯咲く姿は、さぞ、見応えがあるだろうと連想した。

画像カッシア(Cassia)の名前は属名のCassia(カッシア)からきている。「アンデスの乙女」という名は通称名で、可憐な姿からその名で親しまれている。別名はハナセンナとも呼ばれている。

まめ科カワラケツメイ属の落葉低木で、学名は「Cassia corymbosa」である。属名のCassia(カッシア)は、ヘブライ語の「gasta(皮をむく)」が語源にちなみ、種名の「corymbosa」は「散房花序の」を意味している。

画像アメリカ南部~ウルグアイ、ブラジル、アルゼンチンが原産で、昭和初期に渡来し、暖かい地方では観賞用に植えられている。

樹高は2~3mにもなる。葉が先端に対にならない一枚の小葉(頂小葉)がない偶数羽状複葉であり、頂小葉がある奇数羽状複葉のものは多いが、偶数羽状複葉はネム(合歓)、サイカチ(皁莢)、そしてこのセンナ類ぐらいで、比較的少ない。同じ仲間であるコバノセンナと比較すると、コバノセンナは丸い葉が、カッシア(Cassia)は、葉が細長くなっている。 ユニークな蕊の形をしていて、夜は葉を閉じてしまう。

画像花径はおおよそ1cmほどの花びらが5ツの黄色い小さい花だが、枝一杯に花をつけ、満開時はとても綺麗である。蕊の構造にシコンノボタン(紫紺野牡丹)のような特徴が見られる。

コバノセンナは少し早く、8月中旬頃から咲きはじめ、9月に満開になる。この黄色い印象的な花の開花時期は9~10月だが、5月頃から12月頃まで咲かせることが出来る。花の少ない8~9月にきれいな黄色の花を咲かせるので、1本植えておけば、涼しい秋が一段と待ち遠しくなる。植えて3年もすると、見応えのある花が期待できる。

画像カワラケツメイ(カッシア)属は、熱帯から温帯にかけて500種以上 が分布している。熱帯に数多く自生しているが、日本でもカワラケツメイ(河原決明)やエビスグサ(恵比寿草)、ハブソウ(波布草)などが見られる。葉は小葉が葉軸の両側に羽状に並んだ羽状複葉のものが多く、1ツの節に1枚ずつ生じ、互いに方向を異にしている互生している。花は主に黄色の5弁花だが、 赤色やピンク色のものもある。またヨーロッパでは古くから、イン ド原産のティルネルベリ種とアフリカ原産のアレクサ ンドリア種の葉が、下剤として用いられてきた。


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