アレチギシギシ (荒れ地羊蹄)

道端の片隅で、アレチギシギシ(荒れ地羊蹄)が咲いていた。

この周辺は公園の管理人が刈り取ったばかりなのだ。また、生えてきている。

余程、生命力の強い植物なのだろうか。

画像アレチギシギシ(荒れ地羊蹄)の名前は、荒れ地に生える「ギシギシ(羊蹄)」に由来する。「ギシギシ(羊蹄)」の由来は、京都の方言に由来するとか、茎と茎をこすりあわせるとギシギシ言うからという説もあるが、ハッキリせずよく分かっていない。また、ギシギシ(羊蹄)は、夏、花が咲いた後に羊の蹄の形の実が生るところからの漢名だそうである。                       

たで科ギシギシ属の多年草で、学名は「Rumex conglomeratus」である。属名の「Rumex」はラテン古名。1種の槍で、スイバ(酸い葉)の葉形をそれに喩えたといわれる。種名の「conglomeratus」は「集団の、球状の」といった意味をしている。

画像ヨーロッパが原産で、日本では明治時代から見かけるようになった。名前の通りに道端や川岸、鉄道沿いなどに生えているのが見ることが出来る。草丈は40~120cmくらいになり、ほかのギシギシ類に比べてほっそりしている。

草丈は40~120cmくらいになり、茎は真っ直ぐに直立してよく枝分かれしている。ほかのギシギシ類に比べて全体がほっそりしており、茎は赤味を帯びている。全体に無毛で根元のほうの葉には長い柄があるが、上のほうの葉には柄がない。長さは10~20cmの浅い心形か長い楕円形で、基の部分は円形か浅い心形をしている。縁は細かく波を打っている。茎の上の部分の葉は短い柄もしくは柄はない。

画像開花時期は6月~10月ごろ。花は間隔をあけて輪生状につくので、フジ(藤)などのように細長い花軸に花柄のある花を多数つけ、下部の花から順に上へ開いていく総状花序は、まばらにみえる。花は赤味を帯びた6個の小さな花披片からなっている。

花が咲いた後の内花被片は翼状になり長い卵形でギザギザの鋸歯はなく、中央部の瘤状の突起が大きい。

花の集まった段が離れており、茎の上のほうに段々に果実をつけるのが特徴である。果実(粒体)は小さく、周りにギザギザがないところで、他のギシギシ(羊蹄)と見分けられる 。

画像アレチギシギシ(荒れ地羊蹄)の花には、テントウムシ(天道虫)の幼虫が、よく葉の影や茎に住んでいることがある。散歩をしている途中に何度も見たことがある。それらの雑草たちは、つい最近刈り取られてしまったので、テントウムシ(天道虫)の幼虫も雑草たちとともに、運命をともにしてしまった。

アレチギシギシ(荒れ地羊蹄)は、ギシギシ(羊蹄)と並んで余り歓迎されない雑草の1つだ。見た目のよくない割合には背丈が結構高く1mくらいまでになる。比較的に丈夫で刈り取るのが大変なのに、また、すぐに生えてきてしまう。

この手の雑草は1番嫌われるのは、この花は知っているのだろうか。

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