ニワナズナ(庭 薺)

ニワナズナ(庭薺)。晩秋だというのに、、白、ラベンダー色などの小さな十字架のような可愛い小花をびっしりと咲かせていた。

幾ら温暖化と言っても、この時期でなく てもよいものを、それも花壇や道端で一生懸命咲いていたのには関心物である。

画像ニワナズナ(庭薺)は、英名ではスイートアリッサム(Sweet Alyssum)といわれており、その名前の語源は、ギリシア語の「狂気しない」という言葉に繋がるといわれている。そのせいか、イギリスでは昔、狂犬病の薬として用いられ、その小さく可憐な花には似つかわしくない「狂気の草」という名前がある。

中国名では、その花の香りと枝先についた沢山の花がこんもりと丸く咲く様子に「香雪球」といって良く似合ったネーミングである。ちなみに、和名はナズナ(薺)に似ているので「ニワナズナ(庭薺)」と呼んでいる。

画像あぶらな科ロブラリア属の多年草で、学名は「Lobularia maritima」である。属名の「Lobularia(ロブラリア)」は、ラテン語の「lobulus(小さなかけら)」が語源で、種名の「maritima」は「海の」を意味している。

地中海沿岸が原産であり、枝先は地を這うように伸びるので群植するとカーペット状になり、庭先や公園の毛氈花壇、寄植え花壇の縁取りに欠かせない植物である。また、吊り鉢にも向いている。

画像草丈は高くならず、10~40cmくらいの高さで、枝先は上には伸びず地を横に這うように、伸びて広がっていく。茎はよく分枝して半球状の株を作る。根際わから生える葉は、非常に細い笹の葉のような形の披針形で、縁には全く切れこみがない全縁、長さは2~3cm。

開花時期は秋に種を蒔きすると3~6月、寒冷地では春に種蒔きすると夏~秋。小枝の先ごとに、芳しい香りのあるナズナ(薺)に似た群れて咲く小さな十字状の白い花を、半球状に傘を開いたような形または柄のある花が花茎につく総状花序につける。

画像花は1個の直径約4mmと小さな花だが、花びらが4枚、雄蕊は2本と4本と、あぶらな科の特徴を立派に備えている。花色は白花が一般的であるが、赤や淡桃、紅紫の濃淡、白などがある。
 
短い角果が特徴で長さ3mm。

小さな花だが集まって咲くので、春の花壇の縁取りなどに植えられているのを見ることが出来る。園芸店などでは「スイートアリッサム(Sweet Alyssum)」と呼ばれている。アブラナ(油菜)の仲間ということだが,ちょっと納得ができない。そんなときには、虫眼鏡で拡大してみてはどうだろうか。あぶらな科の特徴である4弁の花びらがよく分かる。

花言葉は優美、美しさに優る、値打ちである。

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